こんにちは.
現在自分が所属している研究室ではIgor Proを使用しているため,そちらでデータを渡して欲しいと言われることが多々あります.
これをどうにかできないかと考え,調べていたところ便利そうなパッケージがあったので簡単な使い方と一緒に紹介しておきます.
使用するパッケージ
IgorWriter
PyPI
https://pypi.org/project/igorwriter/Github
https://github.com/t-onoz/igorwriterできること
numpy.ndarrayをigorにおける配列 (wave) として読み込めるファイル(.itxや.ibw)を生成することができる.
インストール方法
pip install igorwriter
簡単ですね.
使い方
モジュールのインストール
In [1]:
import numpy as np
from igorwriter import IgorWave
適当な配列の生成
In [2]:
np.random.seed(334)
A = np.arange(7)
B = np.random.rand(len(A))
A, B
Out[2]:
(array([0, 1, 2, 3, 4, 5, 6]),
array([0.23813657, 0.03248529, 0.1242676 , 0.17054811, 0.29020083,
0.8230467 , 0.79933736]))
waveの定義
In [3]:
wave_A = IgorWave(A, name = 'A')
wave_B = IgorWave(B, name = 'B')
wave単体をitxファイルとして保存
In [4]:
wave_A.save_itx('wave_A.itx')
waveを複数itxファイルとして保存
In [5]:
with open('wave_AB.itx', mode = 'w') as f:
wave_A.save_itx(f)
wave_B.save_itx(f)
ニッチなきもしますが,便利です.
matplotlibから直接igorの描画までを繋ぐことができたらより便利なのになあと思っていますが...
では,また.
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